商品やサービスを販売するときに必ず名前をつけましょう。
例えば「お豆腐」の製造販売をしていたとしましょう
当たり前の話ですが名前がなければ「お豆腐」は「お豆腐」です。
他店の商品との差別化を図っても名前がなければ
「商店街の中にあるお豆腐屋さんのお豆腐」のように
店特徴や立地で認識してくれるので精一杯です。
そこに「男前豆腐」というように名前を付けたらどうなるでしょう
もちろん、味が良いことは前提ですが・・・
美味しければ名前で買ってくれるようになります。
人にお勧めするときも「商店街の中にあるお豆腐屋さんのお豆腐」ではなく
「男前豆腐」の名前を出してもらえれば
買い間違えがなくなり、知名度も上がっていくと思います。
名づけにはルールがあります。
商品内容と名前が一致する(大きくずれない)のは当然ながら、
私的には以下のように考えます
●言いやすい : 言葉として口にしやすいと当然のことながら覚えやすい
●日本語である : 確かに英語も一般的ですがそれでも日本語の語感がある方がいいと思います
●5文字以内を目指す : 「言いやすさ」とも関連しますが長い名前は覚えにくいと思います
先の男前豆腐 で言えば「オトコマエ」は5文字です。
●高級感を表したいときはラ行の音を入れる : これはどこかで教えてもらったことですが確かに!
つまり、"Keep it short and simple" (簡潔に単純にしておけ)ということです。
ネーミングが一般化すれば「指名買い」につながります。
商品名を呼び続けることで「愛着」がわいて、やがて「ロングセラー」になりえます。
これこそがブランディングなのだと私は思います。
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