時代の変化の中で僕は「大人の事情」で役員を退き、
それまでのしがらみとは別の全く新しいことを始めた。
Illustrator・Photoshopの講師である。
その後で今のチラシ屋さんを始めることになるのだが
もちろん「お客様」は0(ゼロ)だ。
一人だから効率を高めるために営業範囲を地域限定に決めて
地元の商工会議所に加盟した。
というところまでは普通だが、ここからがポイントである
しっかりキーマンを見つけてアプローチしたのだ
(1)交流会でみんなが挨拶に行く人を見つける
※そういう人は大抵キーマンだ
(2)ちゃんとご挨拶に行って名刺交換をしていただく
※相手が役職者でこちらが新参者でも名刺交換では対等だ
(3)名刺交換した翌朝、9:00に電話をする
「昨日の交流会でお名刺交換を頂きました加藤でございます
朝早くからすみません。
一度お会いして私共のビジネスについて
お話をさせていただきたいのですが
お時間を頂戴できますでしょうか」
こうすればほぼ確実にアポイントは取れる。
逆に言えば、これでアポイントが取れない人は
急いで付き合わなくていい。
今のところ「こちらのことなど全く眼中にない」からだ。
1日経つと先方の記憶は薄れて
よほど強烈な印象がない限り「あなたは誰だ」状態になる。
だからアポイントを得るには「翌朝一番」がお勧めだ
さて、キーマンとはどういう人か。
その人は決裁権限を持っていて
「うん」とさえ言えば仕事が進む人のことだ。
決裁するために、いろいろな情報をお持ちだ。
バイタリティもあるので人間的にも面白い
その人とつながることでビジネスは広がるのだ
繋がった後は定期的に会って
自分が仕入れてきた情報を「お土産」として提供する。
一番簡単な情報の「お土産」はビジネスの話で
直近の成約事例をお話すればいい。
「受注した理由」から「納品経緯」「お客様の反応」までを
コンパクトに!。
すると相手が持たれている情報が自動的に「返礼」で
いただけるようになる。
そして、時にはお客様も紹介してくださる
もちろん、数を当たる営業も重要だけど
情報による「確度の高い営業」スタイルが取れるようになるのだ
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