商品説明をするとき、
チラシの営業であれば
何を説明すればいいでしょうか?
もちろん、模範解答はありません
その会社の方針や何を商うかで
「ものの言い方」が違ってくるからですが
下の3例を見てください
もしセールストークで強調するなら
どれを選びますか?
A~Cどの情報もお客様にお伝えすべき情報です
しかし「刺さるか」となると・・・
やはりCですよね
「A」は当たり前の話です。
悪い紙で印刷が汚いなんてありえないから
強調されても刺さりません。
「B」は実はお客様からみたら
「ふ~ん。そうなんだ」レベルの話です。
きっと「なるほど~」と深くうなずいて
くれますが刺さることはほぼありません。
「C」がお客様には一番刺さります。
理由はチラシを依頼する理由に最も近い
からです。
言わばお客様の心の中にある不安
「読んでもらえるかな」に対する
答えになっているからです。
チラシを作るのはいいけど
会社や商品を認知してくれるかな?
店に来てくれるのだろうか?
買っくれるだろうか?
という不安を感じて発注先を探します
だから
読んでいただけるチラシを作ります!
って言うフレイズは刺さるのです
このことはあらゆる商売で同じです
魚屋さんの店頭で考えてみましょう
「いい鯛が入りましたよ」よりも
「鯛、お造りにしますよ。旬の鯛でグッと一杯やって下さい」
というトークの方が興味が持てます。
鯛はうまそうだけど調理する自信はない
のを「お造りにしますよ」で解消してます。
もちろん、お造りにするのは無料サービスです。
「鯛でグッと一杯やって下さい」で
酒を飲むシーンを想起させ、プライスレスな
「うまい!=至福の瞬間」までもっていきます。
魚屋を覗いている「さかな好き」の
お客様にこのトークが刺さらない訳がありません
お客様の心にある不安解消や
こんな風になれる「楽しい」が待っている
これをセールストークにする
これが、お客様の心に刺さる基本ルールです
コメントをお書きください